最近の話題性
グレタ・リーが主演するNetflix映画『The Last House』は2026年8月7日に配信された。Netflixはルイ・ルテリエ監督によるSFスリラーとして紹介し、グレタ・リーとワグネル・モウラが一家の両親を演じると発表している。
8月9日付のAP通信による北米興行の記事は、その週末に公開された新作を記録した。この記事は話題を俳優個人の興行成績と断定しない。ただし、新作の公開直後にグレタ・リーを見直す時機であることは確かだ。

同じ映画祭で別のポーズを見せるグレタ・リー。会場の明るい空気も伝わる。
写真: Jesse Kornblum · CC BY-SA 4.0現在の役柄
『The Last House』でグレタ・リーが演じるのは、ライリー家の母アン。家族が家の中に閉じ込められ、外の脅威と減っていく資源に向き合うことが、公式紹介の出発点になっている。
配信直後のため、ここでは事件の展開や結末には触れない。限られた空間で家族の判断と感情を扱う役柄という公式情報から、彼女が現在どんな位置に立っているかを見る。

2025年ニューヨーク映画祭で『A House of Dynamite』を紹介するグレタ・リー。
写真: Bryan Berlin · CC BY-SA 4.0
ニューヨーク映画祭のフォトウォール前で、別の視線と姿勢を見せるグレタ・リー。
写真: Bryan Berlin · CC BY-SA 4.0基本情報とデビュー
グレタ・リーは1983年3月7日にソウルで生まれ、アメリカで育った。2026年8月10日現在で43歳。大学で演劇を学び、舞台、テレビ、映画を行き来しながらキャリアを築いた。
2006年からテレビと映画に出演し、活動の幅を広げた。コメディーとドラマのどちらか一方に収まらず、短い出演でも人物のリズムを残すことで、着実にフィルモグラフィーを形づくってきた。

2025年のレッドカーペットで撮影した縦構図。表情と衣装を鮮明に捉えている。
写真: Bryan Berlin · CC BY-SA 4.0
照明と背景が異なる瞬間を捉えた、グレタ・リーのもう一枚のレッドカーペット写真。
写真: Bryan Berlin · CC BY-SA 4.0フィルモグラフィー
広く知られる役には『Russian Doll』のマキシンと『Past Lives』のノラがある。『Past Lives』では、長い時間を隔てた二人の感情の歴史を、必要以上に強調せずに演じた。
ほかにも『Sisters』『High Maintenance』『The Morning Show』などに出演。規模やジャンルが異なっても、台詞の速度、沈黙、視線によって人物の状況をつくる演技が、彼女の仕事をつないでいる。

『パスト ライブス』を紹介するため2023年ベルリン国際映画祭に立ったグレタ・リー。
写真: Martin Kraft · CC BY-SA 4.0
ベルリン国際映画祭の舞台で観客に向き合うグレタ・リー。会場の文脈が分かる写真。
写真: Martin Kraft · CC BY-SA 4.0最近の活動と観戦ポイント
『The Last House』は、グレタ・リーが現在の幅広い観客と出会う新たな作品だ。恐怖や展開そのものに加え、家族を守ろうとするアンの選択がどんな感情の層で描かれるかに注目したい。
近年のグレタ・リーを見るうえでのポイントは、人物を大きく説明しすぎず、観客に余白を読ませるところにある。新作の後に『Past Lives』と『Russian Doll』を見返すと、ジャンルごとに変わる呼吸を比べやすい。

ベルリン国際映画祭でのクローズアップ。舞台写真とは異なるフレーミングを用いた。
写真: Martin Kraft · CC BY-SA 4.0
横構図で撮影したベルリン国際映画祭の一枚。三つの時期をまたぐギャラリーを補う。
写真: Martin Kraft · CC BY-SA 4.0
