韓国公開2日目にデイリー1位
トム・ホランドが『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』のピーター・パーカーとして韓国の映画館に戻ってきました。韓国では2026年7月29日に公開され、翌30日のデイリー興行ランキングで1位を記録しました。韓国映画振興委員会の集計を引用した韓国語の原記事によると、30日の観客数は44万1,554人、その時点での累計は113万1,219人です。これは公開初期の1日を示す数字であり、最終的な興行結果を予測するものではありません。
公開前には、Sony Picturesの予約案内やメイキング映像にもホランド本人が登場し、新作を紹介していました。俳優の現在の活動とピーター・パーカーの帰還が同じキャンペーンの中で結び付けられています。現段階で確かに言えるのは、韓国公開2日目に多くの観客が劇場へ足を運び、作品がその日の首位に立ったということです。
誰からも忘れられたピーター
今回のピーターは、すべての人の記憶から自分が消えた後を生きています。Sony Picturesの公式紹介をもとにした原記事では、彼はニューヨークの犯罪を止め続ける一方、昔の友人たちが自分のいない人生を送る姿を見守ります。さらに、自分では制御しにくい変化が始まり、誰にも見えない新たな敵が街と大切な人々を脅かします。ヒーローとしての任務と、一人の若者としての孤独が同時に置かれた設定です。
注目したいのはアクションの規模だけではありません。4本目の単独主演作は、高校生ヒーローではなく、自分で生活を築かなければならない大人のピーターから始まります。マスクを着けた時の軽快さと、関係を失った人物の不安をホランドがどう一つにつなぐのか。よく知られたキャラクターでありながら、人生の条件が変わった点が今回の演技を見る重要な手掛かりになります。
舞台経験から主演、プロデュースへ
ホランドは1996年6月1日、英国キングストン・アポン・テムズ生まれで、2026年7月31日時点で30歳です。2008年にウエストエンドのミュージカル『ビリー・エリオット』に出演し、2012年の映画『インポッシブル』で長編映画にデビューしました。舞台で磨いた身体表現と、デビュー作で求められた濃密なドラマ演技は、その後にアクションと人物描写を両立する基盤になりました。
2016年の『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で初めてピーターを演じ、『スパイダーマン:ホームカミング』から単独シリーズを担いました。2017年にはBAFTAのEEライジング・スター賞を受賞しています。『アンチャーテッド』では主演と製作総指揮を兼任し、2024年にはハリー・ホランド、プロデューサーのウィル・サウスとBilly17を設立してSony Picturesと製作契約を結びました。本作は代表役への帰還であると同時に、製作へ活動を広げる現在のホランドを確認できる一本です。