俳優とドラマ

アン・ヒヨンが約3年ぶりにドラマ復帰 『Love on the Menu』のハン・ギュリム役

初回視聴率11.7%で始まったKBS2週末ドラマで、家族を支える長女ハン・ギュリムを演じるアン・ヒヨンの復帰を整理します。

初の週末ドラマで約3年ぶりに復帰

アン・ヒヨンはKBS2週末ドラマ『Love on the Menu』で、5人きょうだいの長女ハン・ギュリムを演じます。2023年の『愛だと言って』以来、約3年ぶりのドラマ出演であり、初めて長編の週末ドラマに挑む作品です。2026年7月25日の初回は、ニールセンコリアの全国世帯基準で11.7%を記録し、同日の地上波番組で2位となりました。これは初回当日の数字であり、その後の推移を保証するものではありません。

放送前の7月22日には公式制作発表会で作品と役作りを紹介し、同日にはハ・ソクジン、ペ・ジョンナムとKBS CoolFMの番組にも出演しました。放送後には第1・2話の公式クリップが公開されています。歌手ハニのステージ上のイメージとは異なり、家族の日常を長い時間で描く俳優アン・ヒヨンの新しい出発が前面に置かれました。

恋愛より先に生活があるハン・ギュリム

ギュリムは惣菜店で働きながら4人の弟妹を支える長女です。自分の希望より家族の暮らしを優先してきたため、キム・ムジンの好意を単純なときめきとして受け取れません。初回では人への優しさと隠している疲れが同時に見え、第2話では突然の告白に明確な線を引きました。強さは生まれつきの性格というより、長く耐えるために身に付けた姿勢として映ります。

この役の中心には、恋愛より前に日々の生活があります。ムジンが近づくほど、家族を背負ってきた時間と、自分も幸せを望んでよいのかという迷いが動き始めます。アン・ヒヨンには、ギュリムの決断力を失わず、言葉にしない寂しさをわずかな表情の変化や返答までの間で見せることが求められます。8年前の別れと二つの家族の事情を通り、彼女が自分の人生をどこまで選べるようになるかが長期的な見どころです。

EXIDのハニから生活感を描く俳優へ

アン・ヒヨンは1992年5月1日生まれで、2026年7月26日時点で34歳です。2012年にEXIDのハニとしてデビューし、「Up & Down」「Ah Yeah」「HOT PINK」などの活動で知られました。俳優としては本名のアン・ヒヨンを使っています。音楽活動で身に付けた正確なリズムと表情の切り替えは、説明の少ない場面でも感情を伝える力につながります。

ウェブドラマ『XX』をはじめ、『まだ、慣れない30歳』『You Raise Me Up』『IDOL: The Coup』『ファンタGスポット』『愛だと言って』に出演しました。映画『大人たちは知らない』では厳しい現実にいる人物を演じ、舞台『Three Days of Rain(3日間の雨)』にも挑戦しています。華やかな歌手像を薄くし、人物が置かれた生活から役を作る流れが続いてきました。ハン・ギュリムは、その経験を週末家族ドラマの長い呼吸へ広げる役です。